富士山に登ったほうが良いのか
某通信企業の2週間インターンが終わって飲み会の二次会後ながらも
翌朝早朝から富士山に登頂しました。
大学生といったら富士山登頂でしょ!という願いがようやく叶いました。
装備
お金もないので結構なめた装備で行きました。
まずトップスですがインナーにユニクロのスポーツ用のヒートテック的なの、その上にスウェット、マウンテンパーカーという組み合わせでした。対してボトムスはタイツにジャージです。よく言われるようにレインコートはフル装備で行ったほうがいいです。といっても以下のリンク通りのアマゾンの安いレインコートで行きましたがしっかりと上下の装備していれば大丈夫です。
使えるレインコートの目安として背中からバケツいっぱいの水をかけられても平気かどうかです。私の登頂日はかなりきつい日だったらしく立ってられないほどの雨に殴られました。本当に殴られました。靴はランニングシューズで行ったのですがこれはおすすめしないです。
足がめっちゃ痛いです。絶対に底が固い靴でいきましょう。ほぼロッククライミングみたいなところですごい後悔しますし、下りは靴と砂が同化します。ランニングシューズやスニーカーはやめましょう。
登山記録
写真は7合目あたり?くらいの写真です。
使用機材はOlumpus E-M5とLeica 25mm/F1.4 です。ちなみに当ブログの写真はほとんどこれです。
雲の上ということがわかりますし雲の影が地面に落ちていることがとても非日常的でした。
山頂についてからはあまりの悪天候でカメラが取り出せる状況でなく写真が撮れませんでした・・・。残念。来年にリベンジしたいね。
ですが5合目に帰ってきてからの夕焼けがとても印象的で雲海の青白さと夕焼けのオレンジ色の混ざり合いが芸術的でもう一歩も動けないほど疲れ果てた状態でしたが、これを逃してはカメラ好きは名乗れない!という思いで撮りました。
富士山に登って気づいたこと
自分で撮った写真も自慢したかったのですが、1番書きたかったのはこの議題ですね。
2つ気づいた点がありました。
・共通の目的意識を持った人間は自然とコミュニケーションが生まれるということ。
・精神が身体を動かすということ。
富士山の頂上を目指すという共通の目的意識を持った人間は知らない人同士でも自然と挨拶をしたり、がんばってくださいねという声掛けが生まれていました。とても暖かい気持ちになれましたし、普段の自分ならこんな平和ボケしたような言葉は決して言いませんが、世界中がこんな環境になればいいなと思いました。
う〜ん、初めてこんなことを口にした。。。。
実は8合目あたりでひ弱理系の私の身体は限界を迎えていて、一歩踏み出すたびに顔が歪むほどでした。しかし、なんとか頂上に行きたいそんな思いだけが足を動かしていました。根性論なんてボコボコにしてやるわ。筋肉は電位差。が私のスタンスでしたが初めての感覚でした。思いが身体を凌駕する、というか自分の限界はただ自分が勝手に決めているだけなんですかね。こんなこと書きつつも根性論を認めるつもりはありませんが、まぁ時には精神が身体を動かすこともあるのではないでしょうかね。
振り返ってみて
ザ・ひねくれ理系という私でしたが富士山に登っている間は平和主義で根性論信者になっていましたね。富士山に登ったのは1ヶ月ほど前でしたが、今思い返してみてもいい経験だと思います。よく企業が団体で富士山に登るということがありますが、たしかに富士山に登るのは悪くないですね。この時期はもう富士山に登れないですが来年の夏には読者の皆さんも是非登ってみてください。