理系大学生の進路
当方理系大学生なのだが
大学院に行くか就活をするか悩んでいる。
まあ理系大学生にっとてよくある悩みだ。
この二択で大いに迷っている。
そこで備忘録として、さらには同志に共有するためにこのブログの初投稿してみようと思う。
ここで主に述べたいのはそれぞれのメリットとデメリットだ。
注意しておいていただきたいのは現在は就活をしようかと考えている人の考えだ。
つまり就活をすべきだという意見にやや偏ることになってしまうかもしれない。
大学院
メリット
・理系大学院生は企業におおむね良い評価を受ける。
・専門性を活かして研究者の道を歩むこと”も”できる。
→進路の選択肢が広がるということだ。文系就職時にもアピール次第ではあるが大学院生であることを活かすこともできる。
・みんなと同じ道を進むことができる。安心。
→当方の専攻では9割が大学院に進学するし、理系は大体進学するものだと思って良い。
・勉強できる。
→デメリットではないかというご意見は受付かねる。
・昇進しやすい(らしいね)。
→あくまで知人の某大手飲料企業に勤めるある一人のお偉いさんの意見。
デメリット
・学費がかかる。国立大学院であれば約50万ほど。
・二年間を要する。
→社会人の二年間の方がよっぽど有意義な気がするという個人的意見。
・大学院に行ったからといって研究者になれるわけではない。
→学科による。一般的に就職に強いと言われている学科は良いが私のような生命系の学科だとそうは言え無い。さらには大学院に行って二年間を研究が嫌になって文系就職する人は少なくはない。無駄というわけではないがそうするとなんのための2年だったのかと思ってしまう。
就職
メリット
・早く社会人になれる。(大学院を選択したときよりも)
・お金が手に入る。
→アルバイトなんて時間の無駄になることをしなくて済む。アルバイトだって勉強になるのはわかっている。しかしそれは最初の1、2年だけだ。それ以降は本当に時間の無駄と言わざる得無い。
・キャリアをつめる。
→早くキャリアをつめるということはその分早く人生設計について考えることができる。結婚や出産などを考えると2年間という時間はとても大きい。大学院に進学することを選択したことを想定して人生設計を立ててみよう。現役で入学したのであれば大学院卒業時に24歳。就職したばかりでは仕事も安定しないので結婚は難しくはないだろうか。ある程度落ち着くのは3年後の27歳の時であろう。そこで結婚できたとしても最初の数年はやはり2人で過ごすべきではないだろうか、2年そうしたとしよう。そうすると29歳。子供を産もうとするのに1年かかる。すると30歳だ。仕事を抜きにして人生設計を立てると子供が生まれるのはもう30歳のときなんだ。仕事の野望や夢を叶える余裕がそこにはあるのだろうか。このご時世に終身雇用に頼るわけにもいかないので転職なども考え無いといけない。するとこの30歳という年齢は大きすぎないだろうか。しかし学部で就活することを選択したのであれば28歳だ。まだ20代で子供を持つことができる。
・勉強からの脱却
→社会人も勉強ばかりだぞというお叱りはやめていただきたい。アカデミックな勉強という意味である。
デメリット
・自分の専攻を捨てることになる。
→やはり自分の学んできた専攻を捨てるというのはいささか不安が伴う。
・”理系”という武器をそんなには使え無い。
→しばしば理系は就活強いよね〜という意見を耳にするが、学部で就活した場合そこまでのメリットにはならないようだ。あくまで私が情報収集した範囲内の話であるが。
・研究室は就活には優しくない。
→所属した研究室によるが研究室は就活に厳しい。教授たちからしたら自分のテーマを3年ほどかけて生徒に育ててもらったほうが明らかにメリットになるからだ。研究室のは日を跨ぐことも少なくない。時間のある文系大学生と比較してあきらかに不利。
・就活はひとりになりやすい。
→身の回りの人はほとんど大学院に行ってしまうからだ。よく言われることだが就活はひとりでするものではない。主観に陥らないよう周りの意見を参考にしたり、情報収集するためにも就活時の仲間を大切なのだ。
ざっと書き出したところこんなところである。こんな記事を書いといて無責任であるが楽観的に考えれば、まあどちらを選んでもしっかりやっていればまあそう悪くない未来になるんじゃないかね。笑
おわり